クリスマスパーティのご準備は?

お元気ですか。

今日は朝から、まり子オーナーが一生懸命ウインドウの中で
クリスマスツリーと格闘。

今年はピンクでいくのだそうで、
金銀の玉、
その間に飾られたチェリーピンクの愛らしい木の実たち、
薄ピンクのリボンも絡ませて、
何時もとは趣を変えたラブリーな飾り付けになりました。

お客さまへのプレゼントも ステキな物ばかり揃えて
さあ お店の中はすっかりクリスマス気分ですハート
 
今年のクリスマスパーティには何を着て行こうかしらん・・・
楽しいときめきのお衣装計画をぜひお手伝いさせてくださいね。

タダシインターナショナルのドレスやベラのブラウスは
着るだけでパーティ気分。
 
それはそれは楽しく華やかなものばかり・・。
どうぞ御覧になって下さいね。

クリスマスパーティのご準備は?



それでは 連載エッセイ[心の糧Ⅱ]の
第2回目をお贈りします。

クリスマスパーティのご準備は?



バラ園へ行く道で

何時だったか ある日
ばあばと お友達と お友達の友達の三人で
可児市のバラ園まで 遊びに出かけたの
浜松から可児市は ちょっと遠いから
車の中で 一杯おしゃべりをしたよ

お友達の友達の名前は あさちゃん
あさちゃんが 車の中で 
いろんなお話をしてくれたの

あさちゃんは 若い時 車の事故で
死ぬか 生きるかの
瀬戸際に立った事があったんだって
内臓をやられ 胃が潰されたようになって
二カ月だか三カ月だか ともかく長いこと
注射液だけで身体をもたせる病院生活で 
もうお医者さんも
匙を投げたような状態だったらしいよ

あさちゃんのお母さんは 必死だったんだろうね 
ある日 大根おろしを擦って
その「汁」を あさちゃんのお口に入れたんだって 
お母さんには どんな知識があったんだろう

ばあばは 学校の教科書の中で見た
「大根にある 消化酵素タカジアスターゼ」
という言葉を思い出した

お医者さまが匙を投げ
胃が機能を果たさなくなって
衰弱して
死を待つだけの娘を
指を銜えて看ているなんて
お母さんには出来なかったんだろうね
自分の持てる知識を 結集して
きっと 教科書の中の「消化酵素タカジアスターゼ」の言葉も 
思い出したと思うよ
それから 
胃の器官が未熟な赤ちゃんが
最初に口にするのは
「・・ミルク・・液体・・」だってね

「そして そのうち白身魚も加えるようになって
大根おろしと 白身魚を 
毎日 毎日 食べてね 
回復していったの」 
あさちゃんは 
お母さんの顔を思い出しているような 
懐かしいものを見ている眼差しで
お話を続けていた

バラ園のバラは 
それはそれは きれいで 
夢の世界に居るようだった
そして ばあばの心の中に咲いた 
あさちゃんのお母さんのお話は
やさしい黄色の薔薇のように
いつまでも 輝いて咲き続けているの


同じカテゴリー(心の糧)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
クリスマスパーティのご準備は?
    コメント(0)