マイナス感情に負けないで その1

Bonjour Madame!

お元気ですか。
ご無沙汰してごめんなさい。

7月も早いうちから猛暑が来て、この夏の暑さが
思いやられます。
テレビでは節電の工夫を盛んに流していますね。

私は毎朝5時半に起きて、
あちこちの窓を全部開けて
朝のひんやりした風を
家中に流すようにしています。

このブログは、いつも朝起き抜けに書くので、
風が通る時、「なんて気持いいんだろう・・」って
幸せ気分一杯になります。

お店はバーゲン真っ最中、
素敵なものばかり揃っていますから
どうぞ楽しみにお越しくださいね。
 

それでは、連載エッセー [心の糧Ⅱ] 
第21回目をお贈りします。

マイナス感情に負けないで その1


マイナス感情に負けないで
      その1・心の有り様を考える

「心」はね・・
こんなにも温かく 優しい
そして総てを許し 包み込む「愛」を 
持っているのに
それとは正反対の
怒りや 恨みや 妬みというマイナス感情も 
同じ人間の中に 
同時に具わっているんだよ

これを思う時 いつも思い出すのは 
昔 新聞で見た或る事件のこと・・
それは受験を控えた男の子が 
いつも自分と成績を競っている同級生を 
殺してしまったの
殺された子は本当に可哀想
そしてばあばは 殺した子の心の内を思う時
「痛ましい事件」・・だと思ってしまうの
どうして ここまで「マイナス感情」を
大きくしてしまったんだろう・・って
 
テレビで ある国のことを映していて
ばあばは仰天してしまったことがあるの
それは 昔も昔の そのまた大昔 
その国が 
どこかの国に攻め込まれて負けた事 
その恨みを決して忘れないようにと 
学校で 
小さい時から教え込んでいるんだよ
その国は 貧しそうだった・・

ばあばは 「これじゃあ この国は 
ずっとこの状態から抜け出せないだろう・・」
って 思ったの
なぜって
人はね 
いつも恨みがましい事を
言ったり したりする人のそばには 
近づきたくない
関わりたくないと思うもの
反対に 
明るくて
あたたかな
心の広い人のそばにいると
なんだか自分も伸び伸びと
生きていることが
楽しくなってしまう・・
それが人と云う者の正直な心情なんだもの

不幸な事件が起こるのも
不幸な戦争が起こるのも
このマイナス感情を 
煽られる事によるものが 殆どなんだよ

この 人を悩ます「マイナス感情」・・
怒ったり 
悲しんだり 
それは普通の感情だけど
妬んだり 
恨んだり 
そういった「マイナス感情」が
人の人生を 
あるいは世の中を
どんなに大きく狂わせていくものか
皆が解っていなければいけないの
いたずらに 
マイナス感情を煽るような事は
決して してはいけないの
 

喜び
悲しみ
怒り
妬み
恨み・・・
サリバン先生は ケラーに 
心の中の 
この色々な感情や 気持ちの動きを
どんな風に教えたんだろうねぇ
  
人の一生も 
国の状態も
世の中までも変えてしまう
この 心の有り様というものについて
君達にきちんとお話出来るように
ばあばなりに 一生懸命考えて見たんだよ

© ささきけいこ


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