マイナス感情に負けないで その2
Bonjour Madame
お元気ですか。
8月1日から始まる最終バーゲン・・
今年もしっかりと品物を揃えました。
「サンマリーは、沢山品物があるから 楽しいわ。」
「サンマリーに来たら、きっと良いものが
見つかるから うれしいわ。」
お客様からのこんな言葉に励まされて
たとえバーゲンの時でも、
目に適った良いものだけを置いています。
着てみると、本当にステキなものばかり・・。
どんな着方も自由な今、「さすが・・」と言われる
おしゃれな着こなしをなさって下さいね。
それでは、連載エッセー [心の糧Ⅱ]
第22回目をお贈りします。
マイナス感情に負けないで
その2 再生・誕生のメカニズム
最初にばあばの心に浮かんだのは
なぜ心の中が
「愛」だけじゃないのかって事・・
優しく 温かな「愛」があるだけで
充分じゃないの?・・ってね
そうして ばあばは
ばあば流に
共通項を求めて
世の中に存在するものを見渡してみたの
そうしたら・・ある ある
総てのものは相反する 対極をなすものを
持っているんだよ
先ずは 昼と夜
お日様の温かな光を受けて
ものみな 活き活きと輝き
生き物たちが活動する昼
総ての物が色を失う闇の夜
でも 生き物たちは
この静かな静かな夜の闇の中で
ぐっすりと眠るからこそ
身体が生き返るんだよ
昼間の活動で どんなに疲れ果ててもね
それから・・
暑い夏 寒い冬
花が咲き実を結ぶ春 実る秋
もしも夏が 春のように
いつまでもぬくぬくしてるだけじゃ
冷害が起こって
結んだ実も 実らずに終わるのね
そしてね 寒さに凍てつく冬は
枯葉に埋もれた土が
じっくりと休養を採り
朽ちた葉から たっぷりの栄養をもらって
そうして 再び
花も実も成らせる 豊かな土に
生まれかわるんだよ
その豊かな土に育まれて生きる
生きもの達の世界も
雄と雌がある
ばあばはここまで考えを巡らせて
「あぁ そうだったんだ
これは ものが再生・誕生する為の
メカニズムなんだ・・・」
って気が付いたの
とても偉い人の話の中で
「自分の人生は 妬みや 恨みや
そういう感情との戦いだった・・」
という言葉を聞いて
びっくりしたことがあったよ
この心の中のいろいろの感情 動く心・・
これは どんな人間にも等しく具わった
「人間の特性」なんだね
もっと深く考えていくと
人間が 他の動物と違って
こんなにも発展した事と
大きく関係しているのかも・・
羨むことで
「よし 自分だって・・」とがんばる
そして大きく成長発展していく
相手もそれを見て
「あぁ そこまでいったか
ヨシッ ぼくだってがんばるぞ」
ということになる
そういう気持ちの動きが
人間世界の発展の基なのかも・・
そんな事がハッキリ解かってくると
競争することも楽しくなるもの
「この競争が世界を発展させていくんだ!」
ってね
© ささきけいこ